丸ごと中身を入れ替えるとかなりの本数のビスを回す事になる。
外してはめて、時にはトラブルでやり直しと100回近くドライバーを使う事になった。
いい加減面倒になり「電動ドライバーが欲しいな〜」と考えた。
電動ドリルは複数持っているが日曜大工に使うようなものだ。
多分これの旧モデル(チャックが通常タイプのもの)だったような。
これでPCのネジを扱うのは正に「鶏を割くに焉んぞ牛刀を用いん」だ。
狭い所で使うのだからコードレスでペンタイプのが欲しい。
ペンタイプの充電式ドライバードリルだとナショナルが以前から種類を揃えていて評判もいい。
期間限定、電池2個付きバージョン National 充電ドリルドライバーEZ7410LA1S-B
ナショナル充電ドリルドライバーEZ6220X[本体のみ]
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EZ6220は会社に買わせた事がある。
PCのセットアップを含めてシステム構築を請け負ったので日に数台のPCのHDDを脱着する事になり
「少々高いが安物はすぐバッテリーが駄目になる。これぐらいは買ってくれ!」とマネージャーに頼んだのだ。
今でも後輩達が使っている。
2ちゃんねるのDIY板だと上位モデルのEZ7410を勧めているレスがあった。
3.6Vのリチウムイオン電池を使用しているのでパワーも使い勝手も上がっているだろう(EZ6220は2.4Vのニッカド電池)
デザイン的にはこの日立のやつも結構引かれたのだが

コードレスドライバドリル 日立工機 FDB3DL(MS)
マキタの製品はケースが付いているというのが収納には便利だ

マキタ 充電式ペンインパクトドライバ(A51897・A52011・A51974)
だがしかしここまでの物は今回は必要ない。
上記の製品はほとんどが「ドライバードリル」を名乗っているとおり小さな穴あけであれば対応できるパワーを持っている。
でも穴あけは上述のBOSCHも有るし実はもう少し小型のRYOBI製ドリルも持っている。
まだ上記の製品の価格は一万円弱〜2万円弱。そこまで出す気も無い。
中国製の安物で無いかなぁと探したのだが…充電ドリルドライバー自体は何種類かあるがペンタイプの物は意外と無い。
楽天で探してもこれぐらい。
豊富な先端工具付 充電式ペン型 ドライバセット
おまけに上記リンクでは在庫があるようだが購入しようと探したときには在庫がある店が無かった。
そんな中で目に付いたのがこれ、BLACK&DECKERのAS600だ。
なんと電池式だ。
充電式の場合放電しきってしまうと充電が完了するまで使えない。
そうそう使う物でも無いので充電台に立てたままというのも不経済だしバッテリーにも良くない。
もしかして目的にベストマッチか?と言う事で買ってみることにした。
パッケージ。
プラスチック製の細身のパッケージに入っている。
パッケージは切り取って開封する。再利用はできない。
内容物
本体、アルカリ乾電池4本、+のNo.2とマイナス(幅6mm)の両頭ビット。説明書、保証書だ。
なお、これに水準器やライトなどが付いたセット物もあるようだ。
電動−手動切替機能付BLACK&DECKER イージードライバーセット
電池は下部に装着する。
電池込みの重量は実測で330g。充電タイプのドリルドライバー(EZ6220で400g、EZ7410で480g)よりはやや軽いが「そんなに軽くない」とも言える。
重量バランスは悪くない。電池側やモーター側に重心が寄っているという事は無い。
正転、逆転のスイッチは本体の左右に別々に付いている。
上に挙げた日本製の物だとシーソースイッチを使ったものが多い。
それに比べると使いにくいかな?と思ったがそうでもない。
スイッチが軽いので手のひらで押すだけでも操作できてしまうのだ。
「両方同時に押してみる」とどうなるか?動きませんでした。
一見イージーチャックのようなデザインだが6.3mm角ビット専用。
その部分に「POWER」と「MANUAL」の表示がある。
実は「MANUAL」にするとギヤが固定されてただのビット交換式ドライバーになると言う仕組みだ。
かなりしっかり固定される。
逆に「POWER」の状態でスイッチをいれずにネジを動かすとギアが滑って締める事はできない。
電気的な接点とは連動しておらず「MANUAL」でスイッチを押すと苦しそうな音を立てる(動かないが)。
取説でも禁止事項として明記されている。
気になるのは「どれくらい使えるか?」だろう。
カタログスペックでは最大締め付け能力は2.9N・m(30kgf・cm)。回転数が130rpmとなっている。
トルクだけならE6220(2.4N・m)を上回る(さすがにE7410は4.4N・mの性能を誇る)
回転数はE7410が高速600rpm/低速200rpm。E6220が高速400rpm/低速200rpm。AS600はかなり低速だ。
確かにあまり速くは動いてくれない。
6Vの電圧と低速で稼動することでトルクを稼いでいるのか?
まず購入目的である「PCの組み立て」レベルだがさすがに問題なく使える。
締めすぎが心配なところだが本体が結構太くて滑りやすいので
「軽く握って使えばネジを舐める前に本体が滑る」w
回転スピードが遅いので締まった瞬間に弾き飛ばされるような反力はこない。
木ネジではどうか?
丁度都合の良いものが無かったので組み立て済みのカラーボックスのネジを脱着してみた。
これ位の用途なら問題なく使える。
さすがにコーススレッドをガシガシねじ込むには力不足、というよりスピード不足だが。
電気工作や小型の家具の組み立てなど、用途を割り切れば実用度は高い。
効率を求めるなら高速回転させることができるナショナル製などの方をお勧めするが「家庭用」として「楽なドライバー」として使うなら悪くない製品だ。
2008/2/12 追記:
二週間近く使ったが結構役にたつ。
回転は遅いがトルクが有るので結構粘る。
結構太目のタッピングネジを回してみたのだが、一瞬止まったりするのだがゆっくり、ぐいぐいと締めていく。
その一方スピードの遅さはやはり感じる。
ゆっくりやるには使い易いとも言えるが慣れた作業を効率よくやるためには力不足、と言うよりスピード不足だ。
一つ注意点。
意外とビットのソケットの深さがある。
しっかり深いので差し替えドライバーのビットでは先端が少し出るだけになってしまう。
ちゃんとした電動ドライバー用のビットを使う必要があるようだ。
2008/10/25追記
コメントで穴あけについての質問をいただいた。
手持ちの9mmの木工ドリルで15mmのラワン板に穴を空けた画像をアップする。
ガコンと音が出たところで貫通。
ドリルがしっかり固定されていないのでこの後ドリルが板から抜けずAS600から抜けてしまった。
(最後に左側にちらりと映っているのがAS600本体)
穴は空けれるが連続作業だとドリルをワークから抜いたりまた装着したりとストレスが溜まりそうだ。
タグ:AS600


動画があっていいですね。
回転数がだいぶ遅いようですけど、
10mmの先三角の木工用ビットをつけて、
ポリプロピレン
3mmぐらいに貫通穴を開けるような用途には
使えそうでしょうか?
コメントありがとうございます。
10mmの先三角ビットてこんなのですよね?
http://www.starminfo.com/gimune/5b.html
でもってポリプロピレンてタッパーみたいな素材ですよね?
多分じりじりと穴を空けてはくれそうですが(トルクはあるので)…
一つ二つの穴ならともかく連続作業では回転が遅いので向かないと思いますよ。
あと回転が遅いのとグリップが滑りやすいので先三角ビットは向かないような…ポンチ穴をしっかり空ければいいかもしれませんが。
そっか先三角だから先にグリグリすればスリップしないかな?
本文にも書きましたが
「楽なドライバー」
として使うのが向いてます。
ちょいと手持ちのドリルで穴を空けた映像を追加しますので参考にしてください